2010年1月6日水曜日

日本文化政策学会 若手フォーラム~政策夜塾 「共同財」としてのアートを支える経済的しくみ

明けましておめでとうございます!

昨年12月12日、シンポジウムが無事に終了し、
その後は受講生の懇親会と修了式が行われました。

シンポジウムにお越しくださった皆様、
今まで公開講座にご協力、ご声援をいただいた皆様、
ありがとうございました。

…ということで、市民社会再生2009年度は”修了”いたしましたが、

まだ”終 了”ではございません!!

そのシンポジウムの際にもお伝えいたしました通り、
team★sotaことプロジェクト2の有志は、下記若手フォーラムに
参加いたしますので、詳細をお伝えいたします。

(以下詳細)

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日本文化政策学会 若手フォーラム~政策夜塾
「共同財」としてのアートを支える経済的しくみ
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日時:2010年1月9日(土)20:00~22:00  
会場:東京藝術大学 千住キャンパス 第7ホール
JR常磐線、東京メトロ千代田線・日比谷線、
東武伊勢崎線、つくばエクスプレス 北千住駅下車
西口、仲町口 徒歩約10分 東京メトロ 1番出口 徒歩5分
参加無料

パネリスト 鈴木滉二郎(静岡文化芸術大学文化政策学部教授)
小林 真理(東京大学文学部・大学院人文社会系研究科准教授)
コメンテーター 曽田 修司(跡見学園女子大学マネジメント学部教授)
プレゼンター  プロジェクト「『所有』からアートの公共性を考える」有志メンバー
司 会 大澤 寅雄((株)ニッセイ基礎研究所 芸術文化プロジェクト室/日本橋学館大学 非常勤講師)

私たちは「アートとは、ある集団における共同財ではないか」という視点で、「その共同財を『みんな』で支えるしくみがどのようなものであるのか」ということを議論してきた。また、「『みんな』で支えるしくみ」とは、私有財としてアートの所有を市場経済に委ねることや、公共財として政府が公的資金を投入してアートを保護することと、どのように違い、どのような方法が可能なのかを考察した。
いま私たちは、「公共」は「政府」が担うものであるという先入観を拭い去ることが求められている。そこで、「公=政府」と「私=私企業」とは別の集合体として「共=共同体」が存在するという考え方に基づき、様々な社会活動において「公・共・私」の関わりを見つめることで、「公」や「私」という境界を越えて「共」を支えていく経済的なしくみのあり方を考察する。そこから、「共同財」としてのアートを支えるしくみのあり方を提案したい。

詳細は日本文化政策学会ウェブサイトをご覧下さい。
http://www.jacpr.jp
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発表のパワーポイントや、MCに定評のある(?)team★sota有志の、
学会デビューを温かく見守っていただけますと幸いです。

遅くなりましたが、上記のお知らせをもって、新年のご挨拶とさせていただきます。

本年もよろしくお願い申し上げます。


プロジェクト2(team★sota)